短編映画のご紹介

隠れ家

監督:オクサナ・ヴォイテンコ

あらすじ

1946年、ウクライナ。ウクライナの反乱軍と司令官の妊娠中の妻が隠れ家に潜伏している。彼らはNKVD分遣隊(ソビエト連邦内務省)に指名手配されているからだ。しかし、すべてはそう単純ではない。ここにいる誰かが、大きな秘密を隠しているのだ。愛、裏切り、希望、感情の嵐、将来の計画、新しい人生…すべては戦争によって断ち切られた。ウクライナの独立戦争、多くのウクライナ人の命を奪った戦争!ウクライナ人は、ナチス・ドイツとソビエト連邦という2つの戦線で戦わなければならなかったのだ。しかし、死の危険の中でこの世に誕生した新しい命は、ウクライナの勝利に希望と信念を与えてくれる。実話に基づいた作品。

本作品には暴力的なシーンが含まれています。ご注意ください。

監督プロフィール

キーウ生まれ。2008年、キエフ国立I.K.カルペンコ・カリイ演劇・映画・テレビ大学(KNUTKiT)に入学。長編映画の監督として映画教育を受ける。2012年以降、MTV、TRK Ukrainaのビデオ編集ディレクター、STBのアシスタントディレクター、ウクライナのポストプロダクションスタジオのビジュアルエフェクトアーティストとして働く。ウクライナ監督ギルドのメンバー、国際文学コンクール「Coronation of the Word」の脚本部門の審査員、2020年の大統領奨学金の受賞者である。

監督・制作:クセニア・ブグリモワ

あらすじ

主人公は薬局で特別な種を買い、そこから理想の男性を育てようと計画する。作品には言葉は一切使われず、主人公は女と男の2人だけ。種を植えた彼女が待つと、樽の中で、彼女の世話を受けながら彼は芽を出す。まだ弱々しく、知性のない芽だが、彼女の期待する理想の男性だ。このことで、彼女はどれだけ臆病な幻想を抱いたことだろう。彼女はただ待つしかないのだ…。

監督プロフィール

ウクライナのテレビディレクター、映画監督、プロデューサー、脚本家、Wow Oscar Film Studioの創設者。オデッサ生まれ。2005年にスターライト・メディア・ホールディングスに移り、ディレクター兼プロジェクトのリーダーとして、数々の人気企画を実施。テレビ分野では国で最高峰であるテレトライウンフ賞の「テレビ番組最優秀ディレクター」部門で受賞している。また、カナダで毎年開催されるテレビ関係者の国際フォーラム「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル」の審査員も兼任。STSチャンネルのエンターテインメント・プロジェクトの責任者として、「ウクライナの若手メディア管理者のランキング」のトップに入った(2015~2018年)。2019年、クセニアはキエフとコロンボに自身の国際映画会社Wow Oscar Studioを開設。2021年には「Ukrainian Female Film and Media Industry」(UFFI)の共同創設者となり、女性映画製作者の振興に取り組み続けている。ウクライナ映画アカデミー、そしてロサンゼルスに拠点を置き映像業界における女性のキャリアを擁護するNPO「Women in Film」のメンバーでもある。 「種」はカンヌ映画祭の「ショートフィルムコーナー部門」で初公開された作品。

戦争について:クセニアが率いる「Ukrainian Voices」のアジアボランティア本部では、戦争が始まりすべての国際契約と今後のプロジェクトをキャンセルされたあと、親ロシア派のプロパガンダが強い地域の活動に力を入れています。フェイクニュースと戦うために、本部はマスコミと協力し、インタビューの企画やクライナへの記者の派遣、スリランカ、インド、シンガポール、日本でのイベントや活動を企画しています。

OH!

監督:オルガ・ゾロタリョワ

あらすじ

2人の子供を持つ若い家族が、都会の喧騒から逃れるために田舎の家に行き、アパートから古いガラクタを持ち出す。子供たちの間には葛藤がある。兄が妹のお菓子を盗んでしまったのだ。しかし、両親は自分のことで精一杯で、子供たちのことなど気にも留めていない。その結果、彼らは道路で老婆を引きそうになる。このいざこざを解決するため、夫婦は彼女をガソリンスタンドに連れて行くことに。この旅はどうなるのか?子供の窃盗の代償はどうなるのか?

監督プロフィール

ドニプロで生まれ、最初の職業教育を受けた。シアター・アンド・アート・カレッジを卒業し、演劇と映画の俳優の学位を取得。その後、ブルネル大学ロンドンでドキュメンタリー映画専攻の修士号を取得し、ニューヨーク・フィルム・アカデミーで1年間の集中監督コースを受講。

広告やドキュメンタリー映画の監督・プロデューサーとしてプロとしてのキャリアをスタートさせ、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスなどの都市で活躍。2014年のユーロマイダンの際にウクライナに帰国。


戦争について:戦争は、仕事を含め、すべてを変えてしまいました。すべてのウクライナ人と同様に、人生は決して同じではなくなりました。以前は重要だったことの多くが、今は重要でなくなっています。戦時中の現在、私は7歳の娘と一緒に海外にいますが、できるだけ早くウクライナに帰りたいと思っています。戦後は、この春にキーウで撮影する予定だった長編映画の撮影を完成させたいと思っています。戦争中、私は新しいプロジェクトのアイデアをいくつか思いつきました。それは、ウクライナだけでなく、今世界中で起こっていることを反映する重要なものになると私は考えています。

ドア

監督:ナターシャ・ダビデンコ

あらすじ

主人公は、砂漠で困難な状況に陥いる。逃げ出そうとする彼は、2つの扉を見つける。どちらかを選ばなければならない。彼は何を選択するのだろうか?その選択は予測可能なのか?そして、その扉の向こうには何が待っているのか?乞うご期待。

監督プロフィール

46歳。ウクライナのキーウで生まれ。Roman Shirmanの私立映画学校で学び(2002〜2007年)、チェコ共和国の国立大学FAMU International Pragueでドキュメンタリー映画の監督を学ぶ(2008〜2012年)。現在はプラハに在住。


戦争について:戦争が始まったとき、私は娘と母とともにチェコ共和国に移住せざるを得なくなり、そこで仕事に戻ろうとしています。今、ウクライナで起こっていること、それが人々をどう変えたのか、そして私たちの未来の新しい現実はどうなるのかについてよく考えます。

また、すでに進めていた新しいプロジェクトがあり、撮影を予定していましたが、現在は休止しています。戦後は、哲学的なもの、人生を肯定するようなものを撮ろうと思っています。復活、そして内なる強さについて語り、人々が物理的だけでなく精神的にも国を再建する手助けをしたいのです。

ヤドカリ~逃亡の達人~

監督:ヴァレリヤ・カルチェンコ

あらすじ

ヴィタリナは13歳で、新しい学校に転学し、両親は離婚寸前。人生はますます歪んだ鏡に映るようになる。ヴィタリナは今、自分の周りの世界でなければ、どこに孤独の慰めを求めることができるのだろうか。

監督プロフィール

31歳。ウクライナのルハンシク州スタハノフで生まれ、キーウで育つ。キエフ国立I.K.カルペンコ・カリイ演劇・映画・テレビ大学(KNUTKiT)にて演出を学び、ワルシャワのWajda SchoolのStudio Prob Film FacultyでGaude Polonia 2015 Scholarship Programの一環として履修。

卒業後は、KNUTKiTで「ドラマの基礎」という科目の教鞭を取る。

2016年、長編短編映画「Say Corn!」がコンペティション「ウクライナ、平和までの道」が1位を取得。2016年、アントニオ・ルキッチと共同監督した映画「It was raining in Manchester」がオデッサ国際映画祭の国内部門で最優秀短編映画賞を受賞。2020年、映画「My Thoughts Are Silent」でゴールデン・ジガ国内映画賞の脚本賞候補(A・ルキッチと共同)を受賞。


戦争について:戦争の最初の日から、私はキーウにいました。ここは私の家であり、ここから離れることはありません。ここには私の家族、私の犬、私の猫がいます。戦争によって、私はさらに左派になりました。今は自分だけでなく、自分の周りの世界も作りたいです。この世界のイメージは、今、私の頭の中にあります。生きる価値、挑戦する価値はあるのです。

慰謝料

監督:クリスティーナ・ティンケヴィチ

あらすじ

この作品は、記憶のように時間を行き来する。救急車の医師であるアンナは、ある夜間の通報を受けることによって辛い過去がよみがえり、自分の倫理観が問われることになる。人の人生を左右するような権力を持ってはいけないのかもしれない…。しかし、もしそれを持っていたら、あなたはどうするだろうか?

監督プロフィール

ウクライナのキーウで育つ。19歳でロンドンに渡り、ロンドン芸術大学とウェストミンスター大学で映画を学ぶ。短編ドキュメンタリー処女作「Kraina」は、2017年のアカデミー賞のロングリストに選ばれた。その後は短編映画「Solatium」、ドキュメンタリー「Generation 91」と続き、欧米の映画祭で上映。Midpoint Feature Launchの卒業生であり、Karlovy Vary Eastern Promises、Thessaloniki AGORA Co-production Forum、AGORA WiP、EAVE on-demand, EWA Fest Forward, New Horizons Studioなど、様々な共同制作会やワークショップに参加している。現在、ウクライナ国立映画庁の支援を受けたデビュー作「How Is Katia?」の撮影後の編集作業中。

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